2017年12月6日水曜日

大雪(二十四節気)閉塞成冬(七十二候)12月7日~11日 霧深い朝



 「二十四節気」は、「小雪」から「大雪」に移り、「七十二候」は「閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)」です。先日の「霧」が濃い朝の「商家の町並み」です。町並みの先のほうは、ほとんど見えませんでした。 
「霧」は、すぐに晴れてしまいましたが、畑に降りそそぐ「光」を見ることができました。
 林の中でも、「光芒」が見られました。
 「上総の農家」の「果樹の手入れ(梅)」の体験です。梅の枝の剪定を指導しているのは、ボランティアでも活動していただいている「宮﨑 弘(写真右)」さんです。花芽の付き具合や全体のバランスなどを見ながら、どの枝を剪定するかを細かく教えていただきながら指導していただきました。これで、自宅の庭の剪定も大丈夫ですね。
 「商家の町並み」「薬の店」の「七味唐辛子」作りの体験です。「トウガラシ」「陳皮(ちんぴ):ミカンの皮」「サンショウ」を炭火を入れた「七輪」の上に「ほうろく」で焙じます。また、「ゴマ」「アサの種」「ケシ」も同じようにして炒り香りを引き立たせます。それらの乾燥した材料と生の「トウガラシ」を、「薬研」を使って別々に粉末にし、それらを混ぜ合わせて完成です。市販の「七味唐辛子」に比べ、香りがとてもよく、食材を引き立ててくれます。
 「商家の町並み」「細工の店」の「かご・ざる」作りの体験です。この日は、「六つ目かご」作りです。指導者は、お馴染みの「間野正勝(写真右上)」さんです。
 その「間野正勝」さんが、見本として作った「かご」です。普通は底の部分に強度を増すための「力竹」は星形に竹を挿むそうですが、千葉県の「県章」(写真左上)の形にしてくれました。
 「風土記の丘エリア」の重要文化財「旧御子神家住宅」の「燻煙」の様子です。ストーブで「薪」を燃やし、その煙で「茅葺屋根」を内側(写真上方)から燻して虫などを駆除します。このために、12月から来年3月まで「旧御子神家住宅」と隣接する千葉県指定文化財「旧平野家住宅」の内部が見学できません。貴重な文化財の保護のためです、ご理解をお願いいたします。

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