2017年12月1日金曜日

房総のむらの花だより

 本日は資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家から堀割広場を巡って資料館へ戻りました。

●トウカエデ、エノキなど紅葉(黄葉)する樹木はそろそろ終盤を迎えています。
●樹木や草の果実がいろいろ見られました。アオツヅラフジ、イボタノキ、キンミズヒキ、センボンヤリ、アキカラマツなどです。
●クヌギの葉に、まん丸の虫こぶが付いていました。「クヌギハマルタマフシ」です。『クヌギの葉に付いた丸い玉の虫こぶ』という意味です。命名の方法は“植物名+虫こぶの形状+フシ”の順に言葉が並びます。「フシ」とは虫こぶのことです。
●センブリは2年草です。今年芽生えた葉は今年は花が咲きません。来年に花を咲かせます。
●サカキ(本榊)に果実が出来ていました。冬芽も膨らみ始めました。冬芽の形はサーベルのような曲線をしています。
●ヒイラギの花が咲き始めました。上総と下総の農家の庭で見られます。
●これからの観察対象は、冬芽と根生葉になってきます。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。11月24日(金)の観察に基づいています。 (風)



※自然観察会のお知らせ 
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会」を開催しています。
 12月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時: 12月10日(日)午後1時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所: 総屋前
○今月のテーマ: 「ロウバイ」
○参加費: 無料(むらの入場券必要)

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