2017年10月28日土曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、上総の農家からおまつり広場を通り抜け、下総の田んぼ、水車小屋を巡り下総の農家まで足を伸ばし、帰りには武家屋敷、堀割を経由して戻りました。


●野菊のシロヨメナとシラヤマギクが見頃です。例年より遅く、下草刈りが始まったお掛けで、今年は多くの野草の観察が出来ました。

●稲刈り後の田んぼでは、タデ、ヒメクグ、ハハコグサ、イヌガラシ、スカシタゴボウ、トキンソウ、コニシキソウ、フタバムグラなどの野草が元気です。

●樹木の果実がきれいです。サワフタギ、ガマズミ、コムラサキ、シロダモ、ニシキギ、マユミなどです。

●タウコギ、アメリカセンダングサ、シロノセンダングサ、コセンダングサは、いずれもキク科センダングサ属です。それぞれ似ていますが、よく見ると違いが判ります。
 例えば
 ○タウコギとアメリカセンダングサは、筒状の花の周りに総苞片が放射状に付いています。
 ○シロノセンダングサは、白い花びらが目立ちます。
 ○コセンダングサには花びらがありません。
 などです。


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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。10月20日(金)の観察に基づいています。 (風) 

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