2017年10月3日火曜日

安房の農家の大根


左側2列が現代ものである青首大根、その右に伝統(江戸)野菜である秋づまり大根2列、練馬中長大根、大蔵大根が各1列ずつ植わっています。4種ともに9月上旬に播種したものですが、青首は生育が早く、葉の色具合が濃い深緑を呈しているのに対し、伝統(江戸)野菜は淡い緑色で優しい感じがします。

現在、大根と言えば、国内市場の90%を占めていると言われている青首大根ですが、「す」が入りにくく、地表に出ている部分(この部分が日光に当たり、黄緑色に変化)があるため、収穫時期に引き抜きやすいという特徴があります。対して、伝統(江戸)野菜の大根、特に秋づまり大根・大蔵大根は引き抜くのが大変で、スコップと使わないと途中で折ってしまうことになります。
練馬中長大根は主に漬物用、他は煮物に適しています。 
収穫時期は12月上旬頃ですので、味の違いなどをお試しあれ!(フ)



 


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