2017年8月9日水曜日

今年最後(?)のヤマユリ情報


ヤマユリも咲きだしてから、早や一月を超え、下総の農家前の古墳近くで一輪のみ咲いていましたが、ほとんどのものは咲き終わっています。
咲き終わったユリには、朔(さく)ができていました(写真下:朔に止まっているのは「ノシメトンボ」で、羽根の先端が茶色ぽいのが特徴です)。
 
一つの朔になかには数百個の鱗のような種子が入っていますので、運良く生長すると、朔が割れて種がこぼれ、2年後に発芽ということになります。
が、それが咲くようになるまでには、まだ数年かかります。

従って、花が終わったからといって、山の草刈りなどで未生育の朔も刈り取ってしまうと、ヤマユリは増えずに減る一方ということになります。

景観を維持しながら自然を残していく作業は大変です(フ)。

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