2017年8月22日火曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館から上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家を巡って資料館へ戻りました。


●資料館脇にオミナエシが咲きました。数株が生えています。

●桜の葉は他の樹木に先駆けて落葉します。すでに、来年の開花の準備は整い花芽が出来ています。日が短くなることを感じた葉は、アブシシンという成分を作り、冬芽にその成分を送り越冬に備えています。

●ヤブガシラの花びら4枚は朝開き、昼頃までに落ちてしまいます。

●コバギボウシがあちこちで咲いています。

●ハバヤマボクチが数年ぶりに開花しそうです。

●真っ赤なマイコアカネが観察できました。胸の横の黒い線と顔が青い色をしているのが特徴です。

●カラスビシャクの丸い根には薬効があります。根にはくぼみが出来「へそ」のように見えます。農作業の合間にこの根を収穫し、売って収入を得ていたことから「へそくり」の語源になりました。

●キツネノカミソリが沢山咲いています。地中の球根で繁殖していきます。


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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。8月18日(金)の観察に基づいています。(風)

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