2017年7月6日木曜日

房総のむらの花だより

 本日は、資料館を出発し、上総の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家から武家屋敷裏、堀割、商家の町並みを通って資料館へ戻りました。

●ハンゲショウが引き続き見頃です。7月2日は半夏生。この時期の主役です。
●ヤブガラシのヒゲは、絡みつく対象が見つかるまで真っ直ぐに伸び、見つかると先端を絡みつかせます。ヒゲの中央部では反転するねじれ方をして、外部からの衝撃による傾きを和らげる機能を生み出しています。
●コナラとホオノキの土用芽がきれいです。土用芽は、夏の土用の頃に二次的に生じる葉です。栄養分生産の補充のため葉を増やすのです。
●上総の農家の畑そばのアジサイの花に昆虫が何匹か見られました。今年のアジサイは昨年の剪定の影響を受け、花数が少なくなっています。
●ウワミズザクラの果実が大分色づいてきました。
●先日までエゴノキの花びらが沢山落ちていた上総の水路では、今はニガキの実と葉が落ちています。

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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。6月30日(金)の観察に基づいています。(風)


 ※自然観察会のお知らせ 
 自然ガイドボランティアでは、月に一回、土日のいずれかを利用して来館者を対象とした「自然観察会}を開催しています。 
 7月は下記の予定で行いますので、興味のある方是非ご参加下さい。
○日時: 7月16日(日) 午前10時30分から1時間程度(雨天中止)
○集合場所: 総屋前
○今月のテーマ: 「ユリ」
○参加費: 無料(むらの入場券必要)

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