2015年2月28日土曜日

続・春の気配(河津桜が咲いた!)



 ここ数日のポカポカ陽気に誘われて、館内各所にある梅の花が一斉に咲き始めました。
 ひとつ・ふたつ・みっつ・・・まるでポップコーンが弾けているようです♪
 また、隣のドラムの里では河津桜が咲き始めました。一歩一歩春の足音が近づいています。
 さて本日より、房総のむらホームページに「さくら情報」の掲載を始めました。館内の桜が咲くにはもう暫く待たねばなりませんが、順次更新していきますので、こちらもご確認ください。
http://www.chiba-muse.or.jp/MURA/sakura/H27/H27sakura-jyoho.html
 今から桜の開花が楽しみです♪(は)
写真
梅:上総の農家 畑
河津桜:ドラムの里 多目的広場

明日は、おもしろ講座

 明日は、26年度最後のおもしろ講座です。今回は南京玉すだれを行います。南京玉すだれとは、大道芸の一つで、日本の伝統文化です。一人の演者が長さ20~30数センチの竹製の小型のすだれを持ち、唄に合わせて踊りながらすだれを変化させて釣竿、橋、しだれ柳、旗などに見立てます。演者が持つすだれの名称でもあります。4月以降のおもしろ講座については、お問い合わせ下さい。
日時:3月1日(日)
時間:11時~12時 13時30分~14時30分
場所:大木戸前広場 定員:各回60名(当日随時受付)
料金:無料(ただし房総のむら入場料が必要)(本)


2015年2月26日木曜日

当日体験の演目の英語表記を始めました

  

 海外から日本を訪れるお客様が年々増加しています。 当館にも多くの海外からのお客様が来館されますが、その滞在の日程上、ゆっくりと時間をかけて当館の体験プログラム味わうということは稀です。そういったお客様に、短い時間の間でも体験が可能な演目を紹介し、楽しんでいただこう、という目的で英語表記を増やしはじめています。まだ、すべての当日の体験の表記はできてはいませんが、5月末頃までには完成させるべく、奮闘努力中です。(広報)



2015年2月24日火曜日

ぼうじろーぬいぐるみのミニができました!

 平成25年10月にぼうじろーぬいぐるみを発売してから早くも約1年以上が過ぎ、多くのお客様からご要望いただいていた「ぼうじろーぬいぐるみミニ」がついに完成しました!
 3月1日(日)から房総のむらの総屋売店にて販売開始となります。
 ストラップになっているので一緒にお出かけしやすくなりました。
 ぜひいろいろな場所に連れて行ってあげてください。(M・O)

2015年2月22日日曜日

考古学講座「古代の祭祀具」聞きました。

      印西市の西根遺跡では、奈良・平安時代の人形(ひとがた)や馬形(うまがた)が発見されています。
     当時の人達は、身体のけがれを払うため薄く削った木の板で人形(ひとがた)を作りました。手足を削りだし、頭には眼・鼻・口を墨で書きこんで仕上げています。
 けがれの払い方は、人形に息を吹きかけて、その後に川に流したとのことです。これは身体内部の邪気を払う方法でした。身体外部のけがれは御幣で払っていたようです。御幣は大麻(たいま)ともよばれ、桃の柄に麻の繊維をつけたものです。これを神主さんがやるように頭の上でふるったのでしょう。
 御幣はほかの場所で行ったものか、西根遺跡も小川の傍らの湿地でしたから、けがれた人形を流す場として利用されたものと思われます。

 講座の後で、呪いの人形の話がでました。木製人形の眼や胸に木釘を打ったものがあるとのことで、当時の都人の間には既に恨みつらみの人間社会が発生していたことがわかります。(ori)

まだかまだかと・・・

  気にかけて観察している梅ですが、すこ~しづつ、少しづつ咲き始めています。
 以前のブログを見直してみると大体例年通りのような気がします。
梅は大体1ヶ月ぐらい楽しめそうです。
 今一番咲いているのは、おまつり広場にある茶店のすぐ脇の道を降りて行くと右手にある梅の木です。
それでもまだ一分咲きくらいですが、これからがとても楽しみです。

 また、コセリバオウレンのお問い合わせが時々ありますので、合わせてお知らせいたします。
おまつり広場につながる橋のすぐ手前、道の両側にコセリバオウレンは咲いています。
 昨日もまだ綺麗に咲いていましたので、こちらも是非ご覧になってみてください。
 撮影は2月21日(土)です。   (マ)

2015年2月21日土曜日

房総のむら 瀬戸物の店では登り窯で本焼を実施中です。



本焼の様子(昨年)
  瀬戸物の店では「登り窯によるやきもの作り」の演目を実施しています。

   昨年9月から作陶し、今年1月に素焼・釉掛けを経て、長期にわたる演目が終わりを迎えようとしています。
本焼は順調で、明日には終える予定です。

窯内部の様子
横くべの様子(昨年)



   明日は午前9時から閉館まで見学ができ、横くべ用の穴から窯の中にむかって松の薪をくべる様子を見ることができます。
ぜひご来館ください。(I)





房総のむらの花だより

 本日の観察コースは、いつもと異なり資料館から堀割、むらの架け橋、下総の田んぼ、下総・安房の農家を巡り、おまつり広場、炭焼き小屋、武家屋敷を通って資料館へ戻ってきました。
●堀割の橋のたもと近くでは、キキョウ、カワラナデシコ、オミナエシの果実の枯れた姿が見られます。
●さらに、コウゾの面白い形の落葉痕を見ることもできます。
●上総の農家周辺では、オオシマザクラの花芽が目立ってきました。また、先週まで花の最盛期を迎えていたコセリバオウレンに果実が出来始めています。
●むらの架け橋から下総の田んぼへ向かう坂道で、ミツバツツジの冬芽が膨らんでいるのが観察できます。
●下総の農家の庭では、フクジュソウやウメの花が咲いています。
●前回の観察で、下総の農家の土蔵脇の不明であった樹木が「カラタネオガタマ」であることが分かりました。冬芽はフワフワの毛に包まれています。花は良い香りを放つとのことで、今から楽しみです。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月20日(金)の観察に基づいています。  (風)

2015年2月19日木曜日

干しうどん


    本日はめし屋にて干しうどんの展示を行いました。

 江戸時代の下総地域には干しうどんを名物にする「笹屋」というお店があり、当時の紀行文に記されるほど評判だったそうです。

 房総のむらでも、生地からうどんを作り、専用の篠竹に吊るして干します。寒中の天気の良い日ですと、1日程で乾燥させることが出来ます。(y)

 ※展示日は2月19日(木)・20日(金)の予定ですが、乾燥の具合により土・日も展示を続けます。詳しくはお問い合わせください。

2015年2月15日日曜日

房総のむらの花だより

 本日の観察は、資料館から上総の田んぼ、炭焼き小屋、上総の農家、武家屋敷を巡るいつものコースから下総の農家まで足を伸ばしました。
●上総の田んぼ手前の池周辺では、ヒメガマの種子が弾けています。
●上総の田んぼ周辺では、コナスビ・タネツケバナ・オオイヌノフグリ・オランダミミナグサ・ヒメオドリコソウ・コハコベ・ホトケノザ・ナズナ等の沢山の野草のロゼッタや花が見られます。
●上総の農家の側では、笹の除去により日当たりが良くなったためか、コセリバオウレンの花が最盛期を迎えています。
●おまつり広場から下総の農家に向かう下り坂の道際で、スズメバチがホタルブクロのロゼッタ近くで死んでいました。死んでいても触ると危険だそうです。
●下総の農家の庭先の北風が当たりにくい日溜まりでは、ウグイスカグラの花が咲き出しています。
●ウメの花が見られるまでもう一息です。
●小鳥がむらのあちこちで観察できます。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月13日(金)の観察に基づいています。  (風)

来月は楽しいひな祭り♪

 本日は、昨日のブログで紹介した 子ども縁日「かんたん雛飾り」を行いました。
 小さなお子様からご年配の方まで、男女問わずたくさんのお客様がオリジナルの雛飾り作りにチャレンジしてくださいました。
 本日、体験指導の補助をしてくださったのは、房総のむらのボランティアさんと、2月11日から仕事を手伝ってくださっているインターンシップの学生2名です。インターン生は最初は戸惑いながらの指導だったものの、しばらくすると子どもにもわかりやすい説明をするなど、それぞれ工夫がみられました。5日間お疲れ様でした。


 左の写真は、すずき れいなさん(8歳)とちひろさん(5歳)です。
 姉妹そろって、最後まで集中して説明を聞きながら、上手にお雛様を作ってくれました。また房総のむらに遊びに来てくださいね。

  3月3日はひな祭り。ちらし寿司やハマグリのお吸い物、ひなあられ…みなさんおいしいものをたくさん食べるのかな?(ha)

2015年2月14日土曜日

子ども縁日「かんたん雛飾り」明日開催!


2月15日()に子ども縁日を開催します。

今回はひな祭りが近いので折り紙を使った“めびな・おびな・かしばこ”作りをします。

ひな祭りは毎年3月3日に行われ、雛人形は女の子の健康と幸福を願って飾られてきました。これは日本の伝統的な文化です。

皆で幸せを願いながら一緒に雛飾りを作ってみませんか?

簡単に作ることができるので気軽にご参加ください。(青&安)

詳細は以下の通りです。


・場所 ふさや

・料金 100円

・受付時間 10:00~15:00

・所要時間 40分程度

2015年2月12日木曜日

キンカン酒造り リハーサル

材料(キンカン・氷砂糖・ホワイトリカー)
  平成27年度の酒・燃料の店では、果実酒・健康酒造りの演目で、初めてキンカン酒を造ることにしました。
 金柑(キンカン)は、今が旬の果物で、果皮にはビタミンCやカルシウムが豊富に含まれていて、風邪予防に効果があるほか、なんと動脈硬化や糖尿病などの成人病にも効果があるとされているんです。
 今日は、果実酒・健康酒造りの指導者である菅谷先生に、造り方や注意点などを教わり、来年度の演目の見本造りを行いました。
仕込んだキンカン酒
 仕込んだあとは、2ヶ月後果実を取り出し、絞って実は取り出します。取り出した実は、ジャムにもなります。液体だけになったキンカン酒は1年熟成させると良い味になるということで、来年の体験日頃がちょうど飲みごろになっているはずです。今から楽しみです。
 みなさんもこの時期しかできない味を楽しんでください。来年の体験日には、菅谷先生の健康酒についてのお話もありますので、ぜひご参加ください。(kou)



2015年2月11日水曜日

春の気配


 立春が過ぎ、暦の上ではもう春。房総のむらにも、少しずつ「春」の足音が近づいています。

 下総・安房の農家では、福寿草の花とフキノトウの芽がひょっこり顔を出していました。館内の梅もあと少し・・・! 
 皆様も、房総のむらで「春」を探してみませんか。(は)  



2015年2月7日土曜日

房総のむらの花だより


 本日の観察会は、通常の資料館から上総の農家の田んぼ、竹林の坂、炭焼き小屋、上総の農家、武家屋敷を巡るコースです。
●本日のコースでは、アオジ等の小鳥を身近に見ることが出来ました。
●上総の農家の田んぼ近くで、シラカシの幹の切り口を観察することが出来ました。名前の由来のとおり、白いことを確認しました。
●上総の農家の田んぼ周辺では、ヒメオドリコソウやオランダミナミグサ等のお馴染みの野草のツボミが目立つようになりました。また、ゲンノショウコウの葉は、他の野草に邪魔されることなく、太陽の光を沢山浴びています。
●上総の農家近くでは、コセリバオウレンの花がますます盛んに咲いています。
●武家屋敷前の杉の雄花が真っ赤で、花粉が沢山飛びそうです。
●武家屋敷の庭には、アブラナ(菜の花)の花が咲いています。寒い中での春を見つけました。
●武家屋敷から資料館へ戻る道沿いに、ムラサキケマンと思われる葉が沢山生えているのを見つけました。花が咲いた時に名前は再度確認することとしました。
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◎以上は、むらの自然ガイドボランティアさんからの写真と記録です。2月6日(金)の観察に基づいています。  (風)