2011年10月30日日曜日

さつま芋の収穫



 昨日、安房の農家の畑ではさつま芋の収穫が行われてていました。そういえば、11月3日に行われる「ふるさとまつり」では、ふかしイモの販売があったはず。その準備でしょうか。


美味しそうなサツマイモが次から次へと掘り出されていました。(ひ)

埴輪作り教室





 本日風土記の丘資料館では埴輪作り教室が行われました。朝10時から3時まで、土と格闘します。しかし、出来たものは自分だけのオリジナル。12月17日の焼きあがりが楽しみです。(ひ)

センブリ

 今年も、センブリの花が咲きました。背丈が低い植物ですが、花は大きめで人気があります。風土記の丘資料館前に毎年咲きますが、今年は上総の農家の斜面林(伐採跡)の園路わきに、きれいに咲いています。

 センブリは薬草として有名で、千回煮出しても苦いといわれるほど、苦味があると云われてます。

 晩秋の草地に咲く代表的な花です。(ひ)

2011年10月26日水曜日

窯出しをしました!

  のんびりと出そう…などと考えていた窯出しですが、出し始めると他の場所の作品が気になって結局全部出し終えてしまいました。結果としては非常に良く焚けたな、という印象です。「概ねいい感じに出来上がったようだ。」(指導者談)ということでしたが、場所によっては釉薬がとけ過ぎているところもありました。次回の体験用窯焚きの参考にしたいと思います。

 現在、登り窯によるやきもの作りを実施していますので、焼き物や登り窯に興味がある方、是非ご参加ください。(す)

2011年10月25日火曜日

土器作り教室作品展

 明日から、土器作り教室作品展が始まります。会期は、11月3日のふるさとまつりまで。風土記の丘資料館で行われている土器作り教室の作品のほか、栄町立酒直小学校や印西市立本埜第一小学校6年生の皆さんが、授業で作成した土器も展示しています。野焼きで焼いた焦げ目もまた味があります。ぜひ、ご覧ください。(ひ)

2011年10月22日土曜日

本焼きが終了しました!

昨日、登り窯の本焼きが終了しました。朝4時頃から焚き始めた4日目。もっと早く上がるかに思えましたが、3番窯まで焼き上がったのが夜7時。暗くなって煙突からは、本焼きの終了間近かを知らせる幻想的な火柱(ひばしら)が上がっていました。

窯出しは26日午後から3~4日かけて行う予定です。(す)

2011年10月20日木曜日

今日の登り窯

今日で3日目になる登り窯の窯焚き(かまだき)。今日は、夜10時まで粘って窯の温度を上げていきます。夜の登り窯もなかなか趣きがあります。
いよいよ明日は最終日、攻め焚き(せめだき)になります。大口(おおぐち)に熾き(おき・真っ赤に燃えた炭の状態)がたまったら、横から薪を投げ入れる横くべに入り、一部屋ずつ焼きあげます。一般の方も見学ができますので、興味のある方は、ぜひいらしてください。(す)

2011年10月19日水曜日

登り窯の本焼きが始まりました!

復活した登り窯の本焼きが昨日から始まりました。最初の3日間は”あぶり”なので、一番下の部屋の大口(おおぐち)でチョロチョロと火を燃やします。朝9時に火を付け、午後5時に戸を閉めて一日の作業が終わります。3日目は粘って夜10時くらいまで燃やし続け、4日目も早朝から火を付け、一気に焼きあげていきます。今日も、ボランティアの方が終日、薪くべをしてくれました。(す)

2011年10月16日日曜日

土器焼き



 風土記の丘資料館では、土器作り教室の2回目、土器焼きが行われました。時間を午後にずらして、大正解。午前中に降っていた雨が10時頃にはやんで、火を燃やし始めた11時にはすっかり晴れていました。写真は、土器を火のそばで温めているところ。この後、おき火を広げ、土器をその中に並べます。土器の間に薪を入れ、燃やすこと20分程度。土器を炎の中から取り出します。今年もなかなかの出来でした。(ひ)

きのこが出てきました。

 房総のむらでは、9月の初めまでたくさんのきのこが出ていましたが、最近はほとんど見ることがありませんでした。

 しかし、昨日、千葉県立中央博物館のきのこの観察会が、風土記の丘資料館で開催され、講師の吹春先生がリストを送ってくださいました。それを見ると38種の名前が。ようやく秋のきのこの季節のようです。でも、きのこに夢中になって園路を外れて山林内へ入るのはご遠慮ください。(なお、写真は9月30日に行われた里山観察会「きのこ」の様子です ひ)

2011年10月15日土曜日

ホトトギス



 晩秋に咲く、ユリ科の植物。花びらの真ん中に塔のようにめしべがたつ形も特徴的ですが、白に紫色の斑点の色合いも目を引きます。名前は、この模様を鳥のホトトギスの模様に例えたものらしいですが、花のほうが遙かにきれいだと思います(?)。

 上総の農家の水田や、風土記の丘資料館連絡通路などに咲いています。(ひ)

キバナアキギリ



 房総のむらの雑木林の下には、キバナアキギリが、群生しています。やや大きめの黄色の花を観察すると、サルビアに似ています。一つの花穂につく花の数は少ないのですが、群生しているので見事です。

 ちなみにアキギリは紫色の花で、千葉県でみることはありません。(ひ)

2011年10月10日月曜日

歴史の里の音楽会



旧学習院初等科正堂におきまして、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉による室内楽 歌とピアノ三重奏、企画展「ムラの鍛冶屋」によせて を開催しました。天気にも恵まれ、館内は太陽の光が差し込み、とても和やかな雰囲気でした。今回は色々な描写音楽という部があり、郵便馬車、森の水車、蛙の笛など、おもしろい音や、かわいい鳥の鳴き声などが演奏に加わりました。10月の8日から始まった風土記の丘資料館の企画展にもどうぞ足をお運び下さい。(k)

2011年10月7日金曜日

企画展「ムラの鍛冶屋の考古学」開催します





 ほんの少し前までは、ムラの中に鍛冶屋があり、トンカン、コンカンとつち音が響いていました。その鍛冶屋の技術を古墳時代までさかのぼり、また東南アジアのすみずみまで訪ね歩いた成果がところ狭しと展示されています。風土記の丘の復元炉も今回展示されています。

 刀や鑓等の武器生産とは一味違う、生活用品を生み出す鍛冶屋の技術を見てください。眼から火花が散ることうけあいです。

2011年10月2日日曜日

房総のむら 第17回 房総座

おかげさまで第17回を迎えました、房総座が本日開催されました。
昨年に引き続き、今回も柳家三之助さんに来ていただきました。席の後には抽選会を行い、三之助さんオリジナルの手ぬぐいをプレゼントしてくださいました。柄はご本人が大好きだという飛行機と滑走路。滑走路が三之助さんの名前をかたどっているというおしゃれなものでした。当選したお客さんはとても喜ばれていました。お子さんでも楽しめる三之助さんの語り、会場が笑いに包まれ、とても温かい雰囲気でした。(k)